賃貸住宅に住んでいると壁に穴を開けたりするのは極力さけたいですよね。賃貸住宅の場合実際は時計やカレンダーを小さな画鋲やピンで留める程度の穴は現状回復という意味では許される範囲と国土交通省のガイドラインにも記載されています。故意的ではないという意味で多少の穴は許されているのですが、それでも退去時に修繕費として請求してくる管理会社もいます。


その壁紙の状況などにもよりますが壁紙の修繕費用はおよそ15000円から30000円と言われています。入居時に敷金を払っていればこの敷金から修繕費用が支払われます。既に預けているお金とはいえ、引っ越す家に対してお金を払うのは勿体ないですよね。でもインテリアも楽しみたい・・そんな人におすすめの壁に穴を開けずにインテリアを楽しむ方法をまとめてみました。

目次

壁紙




お洒落な壁紙にしたかったり、壁紙が古くなったから新しいものに取り換えたいなど元々貼ってあった壁紙とは別の壁紙を貼りたい場合。
勿論大家さんへ許可を頂いてからの作業ですが、退去時には元の壁紙の状態に戻さないといけないので上に貼った壁紙は大家さんの許可を得ていても剥がさないといけません。


その時に壁紙を貼る為のノリが邪魔をして綺麗に剥がれずこれが修繕費に引っかかってくるかもしれないのです。そんなトラブルを招かない為にも好きな壁紙を貼りたい時にはノリで貼るのではなくホッチキスを使います。


ホッチキスが180度開くタイプのものを使うことがポイント!買っても1000円もせず見た目もピンや画鋲の穴よりも細くほとんど目立たないのでとってもおすすめ!


基本的には冷蔵庫の裏や油で汚れるキッチンの壁などは故意的なものではないのでよっぽどの汚れでない限り修繕費は取られないはずですが筆者が1年住んでいた賃貸アパートで仕事でほとんど留守をしていたのでほとんど汚れていなかったのですが自炊をしていた為に少し油の汚れで黄色くなっていた部分を部分的に修繕すると言われ修繕費を取られた記憶があります。


このような事があってから冷蔵庫の裏側などの確実に壁紙の汚れそうな部分には壁紙を貼っておくと良いですよ。


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時計




時計も壁掛けのタイプの方が大きくて見やすいので壁に掛けたいですよね。一応時計を掛ける為に開ける穴も本当はセーフで修繕費は取られないはずなんですが、こちら側が知らないと思って悪質な管理会社などは修繕費を請求してくると聞きました。そんなトラブルを避ける為の方法は穴跡が目立たないピンフックというものが100円ショップで販売しています。


名前の通り通常の押しピンや画鋲の穴に比べるととても小さく目立たないのでおすすめです!ただ1kg未満の物に限るので要注意です!

収納




ちょっとした収納や棚なども特にワンルームだと欲しいところ。しかし壁に傷を付けたらいけないことを考えると悩みどころですよね。そんなときは突っ張り棒が活躍するのですが、そのまま使ったのでは壁に傷をつけてしまう恐れもあります。


突っ張り棒と壁の間に段ボールの切れ端のような厚手の紙や布などを壁との間に挟むと壁に傷や汚れはつきません。設置する場所にもよりますが、間に挟んだものは定期的に交換した方がより安心です。


お風呂場や脱衣所などの湿気の多い場所だと間に挟んだ紙類が水分を吸ってしまいクッションとしての役割がなくなっていくことを防ぐ為です。

おわりに

いかがでしたか?上記以外にも色々なアイテムが販売されているので、賃貸物件だからと言って我慢せずに済みそうですよね。生活している上で避けられない汚れなどは、基本的には借りている側には修繕費用を出す義務はないのですがそれでも修繕費用を求めてくる管理会社も多くトラブルの原因にもなるので明らかに認められるものであってもトラブルを避ける為に便利なアイテムを活用して避けられるトラブルは避けましょう!