次世代移動通信システム5Gが普及して『光回線要らないんじゃない?』と思った人もいるでしょう。

ところが当分の間は5GHz光の方が5Gより速い事が判ったのです。

実際に5GHz光回線スピードと、4G・iphone7plusを5年以上使う筆者の体験から、5Gに慌てて買い替えなくて済む人を紹介します。

目次

光回線は固定回線で、5Gは携帯電話の電波

光回線と携帯電話の大きな違いは、光回線は固定回線、5Gは基地局から飛ばされた電波であるという事です。

5Gの速度は将来的に20Gbpsまで向上すると言われ、4K、8K放送を楽しむ事が出来、オンラインゲームもサクサク出来ると言われています。 ですがこれには以下の条件があります。

  • 5Gが使えるエリアである事
  • 高速回線の為、壁やビルなど障害物があるとパフォーマンスが発揮できない
  • 利用無制限の各社大容量プランでないと元がとれない
  • 5G専用端末でないと使えない

エリアや料金プランはまだしもユーザー一番の痛手は5G専用端末でないと5Gを利用出来ない事です。’21年春現在、5Gを利用できる端末は各社限られておりなおかつ高額である事がネックになっています。

5Gは何GHzなの?

5Gと光回線5GHzは、どちらが速いかということですが将来的には5Gが速くなるでしょう。

’21年現在は5Gに割り当てられているGHzは、3.7GHz帯や4.5GHzの『Sub6』がメインです。

©nttdocomo.co.jp

将来的に高速の28GHzと呼ばれる『ミリ波』も全国拡大しますが、GHzの単位で表す周波数は大きければ大きいほど以下のデメリットがあります。

  • ビルの上など基地局を沢山作らないとエリアをカバーできない
  • 壁などの障害物に弱い

これらの事を考えると、光回線の方が『ミリ派』が普及するまでは速くなります。

ミリ派も障害物に弱いので、家でも光回線wifiルーターのすぐ近くにパソコンがあるならば有線と同じ様な速度です。

’21年現在、慌てて5Gに買い替える必要がない人がいるのは何故でしょうか。

5GHzと4Gの実質速度はどんなもの?

筆者の家の光回線5GHzと4Gを計測してみました。オンラインゲームはやりませんが、映画、動画は観れますし、仕事に支障はきたしません。

©生活に役立つ.com

基地局から離れている所で計測した5年使ったiphone7plusは以下の速度になりました。このあたりは山間部で5Gが普及するのは’21年夏~秋になります。

©生活に役立つ.com

スマホは5年型落ちiphone7plus、5GHz光回線でも間に合うのは何故でしょうか。

必要を求められなければ買い替え不要

5Gスマホ買い替えですが、筆者が出した結論としては日常生活で必要を求められなければ買い替え不要だという事です。

  • 格安スマホを使っている人
  • インスタ、Facebookはパソコンで見る人
  • LINEを後からまとめてチェックする人
  • 基本的にスマホを使う場所はwifiがある所
  • スピードにこだわらない
  • 速さや性能にこだわる場合はパソコンを使う
  • スマホはあくまでサブ

この様に『ユルく考えてスマホを持っている』という方は、慌てて5Gに買い替える必要はありません。