おせち料理の一品黒豆は圧力鍋でも出来ますが、失敗する方もいらっしゃいます。

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今回は圧力鍋ではなく昔ながらの調理法で黒豆を炊いてみました。灯油ストーブのある方なら、調理過程はお鍋をストーブの上に置いておくだけで出来ます。

目次

黒豆の煮物材料

黒豆の煮方の材料は以下の通りです。

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  • 黒豆:250~300g(1袋)
  • 水:1リッター
  • 砂糖:250g
  • 醤油:50cc
  • 醤油:50cc
  • 重曹:小さじ半分
  • 鉄玉子もしくは錆釘

  材料はいたってシンプル。作り方も時間がかかるだけです。

黒豆の作り方

黒豆の煮物は、最初に水1リッターを沸騰させ調味料を入れます。調味料がとけた後、黒豆、鉄玉子を入れ火を止め、蓋をして一晩おきます。

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翌日、一晩おいた黒豆の鍋を強火にかけアクを取り除きます。一回目は沢山アクが出てきますので、差し水をしながら2~3回アクを取り除きましょう。

二重蓋をして8時間、極弱火で煮る

アクを取り除き終わったら、木の落とし蓋と、その上から金属製の蓋、二重蓋をして、8時間、極弱火で煮ます。

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ご家庭に灯油ストーブがある場合は、灯油ストーブの上に鍋を載せます。

 

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8時間後、黒豆は艶やかに

8時間経過した黒豆は艶やかに炊き上がりました。ガスコンロの極弱火で炊きましたが、ガスコンロは安全装置が作動して、3時間置きにつけなおさないといけませんでした。

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黒豆のシワと色落ちを防ぐために、木の落とし蓋、鉄玉子は用意しておきましょう。今回は昔ながらの方法で、じっくり火通しすることで、煮くずれもなく、艶やかに仕上がりました。

丹波産黒豆でなくても大丈夫?保存期間は?

お正月用の黒豆ですが、丹波産が良いと判っても、煮る時に失敗すると怖いですね。今回使ったのは業務スーパーで売っていた北海道産の300円未満の黒豆です。こちらでも美味しく作れました。

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自分で調理した黒豆は、冷ました後、真空容器に小分けして、ひたひたに煮汁がかぶる程度に冷凍しておくと2週間。冷蔵庫では1週間弱持ちます。黒豆は腎臓を強くする効果もあるのだそうです。

 

いかがでしたでしょうか。灯油ストーブのあるご家庭で、お鍋1つで出来る黒豆。大晦日に作ってみることをお勧めします。