夏が旬のとうもろこし。とうもろこしは、皮つきのまま電子レンジでも簡単調理ができます。そして、おいしいものだと糖度が高く、生のままでも食べられるほど。

このとうもろこし、旬の時期には全国各地に「もろこし街道」が出現します。

季節限定の「もろこし街道」。2018年の去年も訪れた長野県の信濃町にあるもろこし街道に2019年、令和元年の今年も訪れてきました。

目次

もろこし街道とは?全国にある?

とうもろこしは、どんなレシピでもおいしい野菜で、旬は夏です。ゆでても、蒸しても、焼いてもおいしいとうもろこしは、太陽が昇っていない朝早くにとった新鮮なものを食べると糖度が高く、まるでくだもののようだとも言われています。

それを味わえるのが、とうもろこしの産地の「もろこし街道」。

「もろこし街道」として、朝採れとうもろこしを食べられる地域が全国に広がっています。

(全国のもろこし街道)

  • 北海道
  • 長野(軽井沢、信濃町)
  • 群馬

その中でも、長野の信濃町にあるもろこし街道に行ってきました。

信濃町のもろこし街道とは?

信濃町のもろこし街道は、長野県しなの町ホームページに少し情報があるのみ。

シーズンは7月下旬~8月下旬。1年中オープンしているわけではありません。

 

季節限定で、夏休み期間だけオープンしている店舗が多いようです。

もろこし街道へのアクセス方法

長野県信濃町にある、もろこし街道へのアクセス方法です。国道18号を曲がり、国道36号線へ。近くに黒姫駅が見え、通り過ぎます。そこから信濃信州新線と呼ばれる道路をまっすぐ行くと「もろこし街道」。

詳しくは地図を参考にしてみてください。

長野県信濃町のもろこし街道攻略法

口コミでブームが到来しているのか、2019年の今年は行列でした。また、時間帯は午前中に訪れるのが一番。

2018年……朝9時過ぎ
2019年……11時過ぎ

2019年の今年は、焼きとうもろこしを食べてから帰宅しようと思ったところ、12時ごろには国道36号線が自動車の大混雑。すれ違うのも大変な細い道なので、渋滞してしまうと大変です。

 

2019年の今年は、路上駐車を取り締まるためなのか、パトカーが出動しているのを見ました。混雑前に訪れるのがおすすめ!

今年も「焼きとうもろこしのお店 小林農園」へ

人気店「小林農園」さんに今年もお邪魔してきました。Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)でも「#小林農園」「#とうもろこし」の語句でヒットします。

焼きとうもろこしは、1本300円でした。以前と比べて、ちょっと値上げしたかな……?

行列に並び、焼いている工程を見ていると、小林農園では

  • 蒸す
  • 焼く
  • タレをつける
  • 2度焼き

をしていることがわかります。蒸しているから、甘味が凝縮されて絶品の味になるんじゃないかと思いました。

3本注文し、900円。ですが……お店のおばさんが、とうもろこしをパキッと割って、半分をサービスでつけてくれました。太っ腹!!

そして、小林農園では、漬物サービスも。後ろに見えている大根、きゅうりの2種類があり、口直しにぴったり。

それ以外にもセルフサービスでお茶サービスがあります。

  • えんめい茶
  • 麦茶

えんめい茶……
黒姫和漢薬研究所のお茶。ハブ草、ハトムギ、クコ葉、エンメイ草、クマザサの5種類をブレンドしているお茶で、ノンカフェインティー。麦茶とは違った味わいのお茶です。

とうもろこしの簡単調理方法

小林農園では生とうもろこしも販売しています。1本あたり160円で、キャンプや別荘に訪れた人に人気。鮮度が気になるため、早めに調理して早めに食べることで糖度を落としません。また、とうもろこしは皮つきなら、ラップは不要。そのまま加熱してください。

  1. とうもろこしは皮つきのまま電子レンジに入れる
  2. 1本あたり600Wで6分程度加熱する

とうもろこしをレンジで皮ごと加熱すると、蒸しとうもろこしと同じように ゆでとうもろこしだと栄養が水に逃げてしまうこともありますが、レンジ皮ごと加熱だと、栄養が逃げてしまうことがありません。ぜひお試しを!

とうもろこしの豆知識

とうもろこし、デパ地下などに行くと種類がかなりたくさんなことがわかります。長野県信濃町で栽培されている品種は、イエロー系が多いです。

イエロー系 

ゴールドラッシュ
信濃町でも人気の品種。甘味が強く生でも食べられます。 

サニーショコラ 
デパ地下でも売っているフルーツコーン。糖度が高く生でも食べられます。食べごたえもあります。 

恵味(めぐみ)
粒は小さめ。光沢があり希少品種。

ホワイト系

ピュアホワイト
粒が白く光沢があるとうもろこし。生でも食べられると評判です。

このほか、白と黄色の粒が混ざったバイカラー系があります。

信濃町のもろこし街道は期間限定!

収穫後、すぐに食べたいとうもろこしは、朝の”とれたて”を味わうのが絶品。もろこし街道では、おいしいとうもろこしを味わうことができます。小林農園では、朝採れのとうもろこしを味わえ、漬物やお茶のサービスつき。一度、味わうとやみつきになります。