車検を受けた後『車検証は後日郵送します』と伝えられたあと車にのると、気が付いた事はないでしょうか。
車検証と車検シールがなくて仮のステッカーがフロントガラスに貼ってあります。


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正式には『保安基準適合標章』と呼ばれるもので有効期限は15日・約2週間です。
車検費用がカード払いでOKな理由や、1日車検もOKになった理由は、保安基準適合標章発行から来ています。

車検証シールの正式名称は何?

フロントガラスのバックミラーの前に貼る車検ステッカー(車検証シール)の正式名称は『検査標章』です。何気なく見ているステッカーですが詳しい仕様は以下の通りです。

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  • 車が車検を通過し自動車検査証が発行された証明書
  • 表面は次回検査満了月を現わす数字
  • 裏面は次回検査満了年月日が記載されている

ドライバーが車検時期を見逃さない作りになっている上、貼り付け場所も義務付けられている所がポイントです。

車検証ステッカーを貼らないと罰則がある

車検証ステッカーを貼らずに運転すると50万円以下の罰金(道路運送車両法66条違反)になります。

ディーラーで車検を通した場合は整備士の方がフロントガラスに貼り付けてくれますが、民間車検工場やユーザー1日車検の場合は、保安基準適合標章は自分で貼り付けなければいけません。

うっかり貼り付けるのを忘れていましたでも、車検切れの車と勘違いされる場合もあります。
車検切れで公道を走ると6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金(道路運送車両法第108条違反)になります。

車検仮ステッカー発行後、車検証いつ届く?

車検仮ステッカー(保安基準適合標章)が発行された後、車検証と車検証シールが届くのは1週間前後です。

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車検証は特定記録郵便、レターパックなどで届きます。
民間車検工場の場合は取りに来てくださいとおっしゃる場合もありますので、この点は事前に担当の整備士さんに確認しましょう。

車検証と車検証シール(検査標章)が届きましたら、速やかに張り替えて下さい。

車検証が届かない!車検仮ステッカー配布後15日以内にすること

車検証が1週間過ぎても届かない場合は以下のケースが考えられます。

  • 整備工場、ディーラー担当営業者の郵送忘れ
  • 郵便事故

いずれの場合も担当整備工場もしくはディーラーに車検仮ステッカー(保安基準適合標章)が発行されて1週間~10日以内に連絡しましょう。期限が切れる前に連絡すると整備工場だけでなく車検証を発行する運輸支局も対応してくれるからです。

車検証をなくすと廃車もできない

二昔前の車検は、検査員が各都道府県の運輸支局に持ち込み車検を行い車検証と検査証シールを貰ってきたので、日数がかかる事が一般的でした。


ところが現在は車の台数が増えた事もあり、整備工場と車検を切り離し、書類関係だけまとめて運輸支局へ提出するホリデー車検やユーザー車検が成り立つようになったのです。

その分車検ぎれや車検証貼り付け忘れによるリスクも多々あります。

一番のリスクは車検証がない為に車を廃車に出来ない事です。

廃車の抹消登録の際には車検証も必要なのです。車検証がない、検切れのまま置いておいたので廃車に出来ずいつまでも家の前に置きっぱなしという車も見かけます。車検証を再発行しないと廃車の手続きすら出来ないのです。

車検仮シールとディーラー車検が2日で出来る理由まとめ

ふた昔前に比べて車検は税金を除いてクレジットカード決済が出来る様になり便利になりました。
一部代理店ではPayPay決済にも対応しているので、これから先スマホ決済が広まればもっといいでしょう。

今回の記事をおさらいすると以下の通りになります。

  • 車検仮ステッカーの正式名称は保安基準適合標章で有効期限は15日(約2週間)
  • 車検証ステッカーの正式名称は検査標章
  • 検査標章には、表は車検満了月、裏は車検満了年月日が記載されている
  • 検査標章、車検証の非携帯は道路交通法の罰則がある、最悪の場合は懲役刑も
  • 車検仮ステッカーが配布されて1週間後に車検ステッカーと車検証が郵便で来る
  • 車検ステッカーが来たら速やかに貼り替える
  • 車検証がないと廃車にできない

わたしたちが車検を受けるのを便利にした車検仮ステッカーですが、車検ステッカーの貼り替え忘れには注意が必要です。車検仮ステッカーはあくまで『仮』ですので、検査標章が郵送されてきたら速やかに貼り替えましょう。