販促用ボールペンで紙ペン・軸が硬いダンボール状の紙で出来ているボールペンを貰うようになりました。Sdgsの流れでしょうか。販促物に再生紙を使うのはエコを意識していると言えます。
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紙ペンの用途は企業や自治体のノベルティが多数で、この様な販売はあまりありません。発注コストは通常のノベルティの倍と高いにも関わらず、リピーターや顧客がつくのです。
疑問に思ったのが、販促用としても魅力的な紙ペン。何故専用レフィルが発売されていないのかということです。東急ハンズ、丸善など、文具専門店に行っても『ノベルティのレフィルは判らない』の一点張りでした。
今回は、紙ペンのレフィルは何を使えばいいのか。どこで売っているのかを筆者なりに探してみました。紙ペンマニアの方、紙ペンがインク切れでも捨てられない方。ご参考になれば幸いです。
目次
キャップタイプの紙ペンのレフィルを探す
紙ペンと言っても色々あります。紙ペンの発症はドイツと言われています。BMWのノベルティに使われているボールペンが紙ペンでした。こちらは日本の紙ペン製造会社ジャパンプラスが紙ペンのノベルティ製造を始めた’02年ごろのものです。
まだ書けるのですが、洋服のリサイクルイベントで貰ったので、替え芯が欲しくて探していました。
紙ペンのレフィルを探す条件2つ
靴のリーガルのノベルティの紙ペンは、残念ながらインクが途中で出なくなって書けません。レフィルを探す条件は以下の2つどれかです。
- ボールペンの先端部分とインクが一体になっているレフィル
- 使い捨てボールペンで、先端+インクだけが取り外し可能なもの
2つの条件は、国産の筆記具メーカーで見つかりませんでした。しかし意外なメーカーがこの条件を満たしてました。
BICの使い捨てボールペンをレフィルにする
紙ペンのレフィルをネット検索していた所、フランスの老舗メーカー・BIC(ビック)が見つかりました。BICの新製品。クリスタルオリジナルファインです。
早速取り寄せました。BICオレンジは使っていましたが、廃盤が決まった途端、あっという間に売り切れましたね。
こちらの芯のみ使います。
紙ペンの芯をBICクリスタルオリジナルファインに交換
紙ペンの芯をBICクリスタルオリジナルファインに交換します。まずBICの芯をこの写真の様に抜きます。透明の軸の隙間の部分に爪を入れるとすぐに抜けます。
次に空になったリーガルの紙ペンの胴体にBICの芯を差し込みます。
きちんと書けるので、これでキャップをすると完了です。
ちなみにBICクリスタルオリジナルファインは、楽天他、2本組でダイソーやホムセンにも売っています。
紙ペンの強度は?レフィルを使っても大丈夫?
紙ペンの強度は家電製品輸送用ダンボールぐらいになっています。
本体は再生紙で、再生率9割以上。天然接着剤(カゼイン)で、インクも水性インキと環境に配慮しています。
紙ペン公式サイトによりますと、受注最少ロットは300本。3000本以上で、多色印刷が可能です。
いかがでしょうか。ノベルティや物販もSdgsを考える時代。紙ペンはコストが高くついてもお客様に喜ばれるものになると思います。