四川料理の麻婆豆腐(マーボーどうふ)や担々麺をはじめとする”辛い”食材。

男性中心に辛い食材を好む傾向がありましたが、最近、若い女性の間でも辛い食材を食べる人が増えています。古くは食べるラー油の流行などからはじまり、辛みのある食べ物にハマる人もいました。

現在流行中のタピオカブームの「タピ活」の次は「マー活」が流行する予感なのだとか。マー活はいったい、どういったものなのでしょうか。

目次

「マー活(麻活)」とは何?

 

マー活の「マー」は、麻(マー)の味のマーです。いわゆる、麻婆豆腐の「麻」。

具体的には、麻婆豆腐にも使われる花椒(ホワジャオ)を使った料理を使った辛い料理を楽しむことです。日本での麻婆豆腐は比較的食べやすく、子供にもなじみのあるやさしい味ですが、マー活ではとにかくしびれる辛さ。食べていると唇の周囲がほてるくらいの辛さがある食事です。

花椒は中国原産のスパイス。調味料コーナーに売っていますが、マー活を受けて「麻辣ペッパー」など専用製品が売っていたり、麻辣味のポテトチップスが売られるようになってきています。

花椒の見た目は、

  • すりつぶしていないものだと赤みのある実
  • こしょうのような粉タイプ

の2つがあります。

「タピ活」の次は「マー活」とも呼ばれているって……

今、3次タピオカブームで「タピ活」が流行しています。この次に来るのが「マー活」。

これまでに、唐辛子やハバネロが流行してきましたが、しびれるような辛さが好きな人は一定数います。そういった根強いファン層が今後は”マイ花椒”を持ち、出かけた先でも振りかける姿が近々みられるかもしれません。中華料理店でも辛みが強い個性的な味の商品が売れるようになるのかも……。

正しくは「マーラー活」の説も

このマー活、厳密にいうと、正しくはマーラー活だと主張する人もいます。漢字を「麻辣」と書き、マーラー関連商品が売り出されています。

過去には食べるラー油のブームがあり、次にパクチーブーム。辛い料理やエスニック料理が好きな人が日本国内にも増えてきました。2016年ごろから麻婆豆腐のブームもあり、四川流の辛さのある料理は2018年ごろから着々と日本中に流行しつつあります。

おすすめ商品①:麻辣ペッパー

出典:カルディ

いつもの料理にふりかけるだけで、ピリっとした辛さになるのが、麻辣ペッパー。販売価格は300円ほど。中には、唐辛子、唐山椒、食塩、しょうがが入っています。ミルがついているので、挽きたての麻辣が楽しめます。いつもの食事にかけられ、辛みアップをしたい時に持参してもいいかもしれません。

輸入食材店などで売っています。

おすすめの食べ方

300円ほどで買うことができ、麻辣活にぴったりの食材です。おいしいのは、豆腐!

子育て中の家庭は、子供は辛みのない麻婆豆腐を、大人の親は麻婆豆腐に”ちょい足し”で食べると美味。子育て中の家庭への需要は高いはずです。

そして、冷や奴にかけてもおいしく、ピリっとしたアクセントが豆腐の淡白な味でちょうどいい味わいになります。

おすすめ商品②:蒙古タンメン中本 カップ麺

出典:Amazon

マー活(マーラー活)の定番が、蒙古タンメン中本。東京の板橋区本店のお店ですが、店主監修のもと、日清食品から商品が販売されています。写真は辛旨飯で、ほかに本旨豆腐スープなどがあり、東京まで行けない人でもお取り寄せで自宅でも簡単に食べられるようになりました。

セブンアンドアイ系列のイトーヨーカドーをはじめとして、セブンイレブンでも購入ができる商品ですが、Amazon.co.jpでも売っています。価格はセブンアンドアイ系列のショップの方が安そうなので、近くに店舗があればそちらに行ってみてください。

おすすめ商品③:麻辣チャーハンの素

出典:カルディ

しびれる辛さの炒飯を作れるチャーハンの素です。1袋で2、3人分の量(400g程度)が作れます。スパイスは使い切るのが大変なので、お試しとして作ってみるのもいいですね。

狙い目はKALDI(カルディ)?マー活・マーラー活向け商品がいっぱい

マー活をしたいのなら、輸入食材店のKALDI(カルディ)がねらい目です。上で紹介した商品以外には、「マーラーシャングォの素(中華料理の汁なし鍋料理で、火鍋の汁なしバージョンのよう?)」、「しびれ麻辣ポテトチップス」、「麻辣カレー」、「麻辣醤(マーラージャン)」が売っています。個人的に「しびれ麻辣ポテトチップス」が気になる……!!おやつやおつまみにも麻辣製品が普及しています。

辛みを極めたい人は、KALDIに急げ!?私も商品をチェックしてきます!