ラベンダーは『ハーブの女王』と呼ばれています。
品種によっては耐暑性の強いものが増え、コツさえ掴めば園芸初心者でも
育てやすいハーブになりました。
今回は買ったラベンダーを毎年咲かせるのに必要な剪定について解説します。
ラベンダーの強剪定は何故必要
ラベンダーの強剪定が必要な理由は以下の通りです。
- 耐暑性がある品種でも、蒸れに強いとは限らない
- ある程度、枝透かし、切り戻しをすることで苗の健全さが保たれる
- 苗の木質化を遅らせることができる
強剪定が必要な一番の理由は、苗の木質化を防ぐことです。
ラベンダーは木の部類に入るので古い枝から木質化が始まり、
そのまま放置しておくと新芽が出なくなってしまうのです。
これを防ぐために、新芽が出ている部分から刈り込むのが強剪定です。
ラベンダーグロッソの強剪定をやってみた
こちらは我が家にあるラベンダーグロッソです。
花が1m程伸びて渦巻き状になっています。
半分ぐらい枝すかししましたが、まだ半分残っています。
以下の手順で剪定、枝すかしをしていきます。
- 剪定時期は、梅雨の晴れ間の6月、開花が終わりかかった頃
- 株の裾にある茶色く枯れた葉っぱは取りのぞく
- 頼りなく中途半端に伸びた枝は取る
- 土の上に落ちた葉や肥料は取り除く
以上です。
これでかなりすっきりすると思います。
強剪定後の株の回復には、1~2カ月かかるので、鉢の場合は風通しの良い場所に置きましょう。夏場は直射日光は避けた方が良いです。
ラベンダー強剪定まとめ
ラベンダーの強剪定、切り戻しについてついて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。コツさえ覚えれば、ラベンダーは夏越しも可能な植物で、翌年も花を咲かせることができる植物です。
是非正しい切り戻し、強剪定を覚え、翌年も美しい花を咲かせましょう。