’23年1月から電子車検証が施行。7月には車検シールを貼る位置が運転席側に統一されました。
このサイトでは電子車検証のメリットデメリット、車を代替えした筆者が気付いた注意点を
詳しく解説していきたいと思います。
電子車検証と従来の車検証、何が違う?
電子車検証と従来の車検証、何が違うのでしょうか。こちらは従来の車検証です。
車検証といえばA4横長、車検の度に新しいものがくる、この紙を思い出す人も多いでしょう。
電子車検証は紙は紙なのですが、色々と異なります。従来の車検証と電子車検証の相違点は以下の通りです。
- 電子車検証は原則車を登録した時しか貰えない、なくすと再発行(手数料350円)
- 車検証に使用者の住所は記載されていない
- 中古車を購入した場合、中古登録日は記載されていない
- 初年度登録月しか明記されていないので、次回車検年月が車検証で判らない
- ディーラーは、陸運局までいかなくても車検証の更新ができる。
- 車検証を利用した各種手数料が値上げする
こうして見ると車を登録する販売会社や整備側にメリットはありますが、ユーザー側にメリットがないのが判ります。
電子車検証単体では車検満了日が判らない
電子車検証最大のデメリットは単体では車検満了日が判らないことです。
アプリをダウンロードすれば判るというお国の政策にも穴があり、
スマホを乗り換えた場合、データーの引継ぎがされないこともあります。
こちらが筆者の車の電子車検証です。大きさはA6で、iphone14より一回り大きめ。
病院で頂く診療明細ぐらいの大きさの紙です。
後ろは、ディーラーの営業さんに頼んでプリントアウトして頂いた
同じ車の従来型の車検証です。使用者、使用者の住所、車検満了日が入っています。
これから納車、車検予定の方は、整備担当者の方に、
旧式車検証のプリントアウトのオプションも頼んでおいた方が良いです。
今までの車検証なら、2年に1回新しいものに変わっていたので、安心して乗ることが出来ましたね。
車検シールを貼る位置はドライバー側に
車検シールを貼る位置もドライバー側になりました。小さいので視界の妨げにはなりません。
前の車に貼っていた車検シールでしたが、バックミラーの後ろでした。電子車検証、車検シール共々、車検満了になった車から順番に変わっていきます。
いかがでしたでしょうか。
車検証から電子車検証に変わり、メリットがあるかと思いましたが、さしてメリットがあるのではないのが判りましたね。