私たちの生活には欠かせないのが「火」です。
料理をする時にはもちろんの事ですが、
それだけではなく、最近では電気を使って
お湯を沸かしたり、料理をしたり
そんな機会が増えてきました。
普段の生活の中には高温になるものが多く
「火傷(やけど)」とはいつも隣り合わせです。
気をつけていてもついうっかり
高温の物に触れて火傷をしてしまう事って
よくありますよね。
そして火傷の対処法や処置って冷やすだけ?
といつも疑問に思っていたので
今回は水ぶくれになった時の
火傷の正しい対処法や処置の仕方について
調べましたので紹介します。
[ad#ad-1]
目次
火傷(やけど)の種類と症状
火傷にはその症状によって大きく以下の3つに分かれています。
- I度熱傷=火傷をした箇所が赤みを帯びたり、熱を持つ状態
- II度熱傷=水ぶくれになる状態。
- III度熱傷=表皮・真皮・脂肪までに火傷が達している状態
大きく分けると以上の3つに分けられます。
皮膚は表皮・真皮からなっています。
真皮とは表皮より深いところにあり、
真皮まで火傷が達すると水ぶくれの症状が出ます。
この状態をII度熱傷と言います。
II度熱傷にも2種類あり
- 浅達性II度熱傷
- 深達性II熱傷
に分けられます。
痛みは浅達性II度熱傷の方が強く
治るまでに1週間~2週間程度かかると
言われています。
逆に深達性II熱傷は痛みはそんなに感じませんが
治るまでに1ヶ月程度かかると言われており
水ぶくれが引いても皮膚の赤みは消えません。
[ad#ad-1]
水ぶくれの処置・対処法
ここからは火傷が水ぶくれがに
なってしまった時の処置・対処法を
3つのステップに分けて紹介していきます。
ステップ1:素早く流水で冷やす
流水で冷やすのは定番ですが、
最初の処置として15分~30分程度冷やしてください。
直接、火傷した箇所を冷やすのではなく
周辺を冷やすようにしてください。
氷水で冷やしても良いですが
冷やし過ぎると今度は「凍傷」に
なる恐れがあるので注意してください。
衣類が皮膚にくっついている場合は
無理に衣類を剥がすのではなく
そのまま冷やすようにしましょう。
ステップ2:清潔なガーゼ等で保護する
火傷した箇所をしっかり冷やしたら
次は清潔なガーゼなどで火傷部分を保護してください。
おすすめは「キズパワーパッド」です。
水ぶくれを潰すと
他の細菌にも感染しやすくなるので
潰さずにキズパワーパッドのような物で
保護するようにしてください。
ステップ3:速やかに病院で受診する
水ぶくれになると、後遺症が残る可能性があります。
皮膚の引きつりや、火傷の跡が残る事があります。
火傷の症状によっては治療の仕方も異なりますし
火傷の症状の診断はお医者さんでも
難しいので、自分で判断しないようにしましょう。
自分で適切な処置をしたら
すぐに病院で受診しましょう。
終わりに
今回紹介した方法が1番効果がある
自分で出来る火傷の処置・対処法です。
ハチミツを塗るとか、水ぶくれは先に潰すとか
色々情報が溢れていますが
自分で判断せず必ず病院で診てもらいましょうね。
自分で対処が出来ない火傷の場合、
大きな火傷場合は速やかに救急車を呼び
清潔なシーツやラップなどで皮膚を保護し
適切な処置をするようにしてください。
[ad#ad-1]