『ねないこだれだ』の絵本で育ったママやパパは多いはず。その作者がせなけいこさん。『ねないこだれだ』がうまれて50周年。それを記念して、全国で「せなけいこ展」が開催されています。
2019年9月21日から11月10日まで行われている愛知県刈谷市、刈谷市美術館で開催しているせなけいこ展に行ってきました。
名古屋方面からのアクセス方法や混雑状況は?そして、絵本や美術館の特別グッズは……?気になる点をまとめてみました。
目次
せなけいこ展とは?いつまで開催?
全国を巡回している、せなけいこ展。
- 2019年7月6日~9月1日 横須賀美術館(神奈川会場)
- 2019年9月21日~11月10日:刈谷市美術館(愛知会場)
- 2019年12月18日~2020年1月6日 阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー(大阪会場)
- 2020年8月8日~9月22日 ひろしま美術館(広島会場)
神奈川会場では終了してしまいましたが、愛知会場は11月まで開催。この後、2020年まで開催されています。
愛知会場では、前売り券一般700円、学生500円、中学生以下無料。当日券は一般900円、学生700円、中学生以下無料ですが、9月20日までしか発売されていません。
刈谷市美術館へのアクセス方法
刈谷市美術館は、名古屋市からだと国道23号線を通って訪れます。所要時間は約60分。朝の渋滞などがあると、もう少しかかります。
住所:〒448-0852 愛知県刈谷市住吉町4丁目5
電話番号:0566-23-1636
注意点は、駐車場が混むこと。
土日祝日は、美術館の駐車場は臨時駐車場も満車。訪れたのも休日で、しかも雨だったためか混雑していました。
隣には図書館がありますが、そちらも満車のようでした。美術館の駐車場にいたガードマンの人には市役所駐車場をすすめられました。市役所に停車して歩くと子供で約15分。小さい子供がいると歩かなくてはいけないのでグズる可能性も……。
入口の入場も行列だったため並んで待ちました。休日は時間に余裕を持って行動するなど注意が必要です。
せなけいこ展のみどころ【若干のネタバレを含む】
ママやパパが小さい頃から慣れ親しんだ絵本作家のせなけいこさん。
- 『ねないこだれだ』
- 『いやだいやだ』
- 『にんじん』
- 『あーんあん』
- 『きれいなはこ』
- 『ルルちゃんのくつした』
- 『おばけのてんぷら』
などの原作者です。
せなけいこさんの絵本は、ちぎり絵(貼り絵)の技法で絵を描いています。
ちぎり絵とは……
台紙にちぎった紙を貼って絵にしています。和紙を使って描き、ちぎった部分の質感が雰囲気を出してくれます。山下清さん、亀井健三さんが有名です。
せなけいこ展には、原作本があるほか、展示室の一角には巨大絵本もありました。原作本はちぎり絵の風合いが実際に感じ取れて、絵本とはまた違った魅力も。手書きで文章を手直ししてある絵本も飾ってあり、ママも感動しました。
また、絵本作家としてデビューする前のイラストレーター時代のイラストの展示があったり、おばけの原作本コーナーにはのれんをくぐる体験型コーナーもあります。
また、投影コーナーではアニメ放送も。10分弱の短時間のアニメだったので、子供も大満足で夢中になっていました。
写真撮影は、1階と2階のロビーのみ。愛知会場では展示室内で写真撮影が禁止されていました。
ロビーにはせなけいこさんのパネルも飾ってありました。
順路だっておばけが教えてくれる♡かわいい♡
せなけいこ展のおみやげ・グッズ
大人気だったのは、せなけいこ展のおみやげ・グッズコーナー。刈谷市美術館では2階にミュージアムショップを併設していましたが、購入者の長蛇の列。
絵本のほか、グッズや図録も売っていたようです。
参考:せなけいこ展
「せなけいこ展」図録は、2000円+税。会場内のショップのほか、朝日新聞SHOPの通信販売で購入もできます。
展覧会のオリジナルグッズも売っていて、
- ポストカード(130円)
- A4クリアファイル(350円)
- マルチクロス(900円)
- クッキー・ゴーフレット(900円)
- グラス(1500円)
- メガネケース(2000円)
- ミニトートバッグ(900円)
- キーホルダー(650円)
などがあったようです。商品は、市販でも売っているものもあれば、会場限定の商品もあり「ここだけでしか買えない」商品もあります。また、絵本のラインナップも豊富。多くの人がおみやげとして絵本を購入しているようでした。
絵本コーナーもあり、よく見るとうさぎの顔が机に書いてある……。細かい部分にも注目です!
まとめ
せなけいこさんは37歳でデビューした遅咲きの絵本作家。
横須賀美術館で行われた神奈川会場は終了してしまいましたが、愛知会場は11月まで開催。そして、大阪会場や広島会場でも開催していきます。2020年まで巡っていくイベント。子供を育てるママやパパが親子で楽しむほか、小さい頃にせなけいこさんの絵本を読んだ大人の人も楽しめる内容になっています。