安いお米を買った時、いまいちおいしくないと感じることってありますよね……。そんな時でも、ちょっとしたライフハックを知っていることで、美味しいお米になることがあります。家庭にあるあるものでおいしくたくコツを紹介します!
目次
基本の「正しいお米の炊き方」
お米を美味しい状態にするには、正しいお米の炊き方がコツ。
- 計量カップを使ってすりきり1杯をはかりましょう。※常に同じ量をはかる。
- お米を洗うための水を用意する。
- ざるなどに入れておいた米を水にくぐらせる。軽くかき混ぜてすぐにざるをあげる。
- ボールなどに水をはって2度目の洗米。指先をねこの手(軽く指を曲げた状態の手)にし、円を描くように洗っていく。10回ほどでOK。
- 水をしっかりと切る。
- 水は浄水器の水、ミネラルウォーターがおすすめ。目盛ちょうどの量を調整します。
- お米に水を浸透させる「浸漬(しんせき)」をする。※30分程度が目安
- 炊飯器のブザーがなって炊けたタイミングでご飯をほぐす。ごはんをしゃもじですぐほぐす。
この「正しいお米の炊き方」でいくつかコツがあります。
守りたいお米を美味しく炊くコツ
お米を炊く時には
- 毎回、いつも同じ量のお米を炊くようにする。
- 最初の水はさっとくぐらせて表面のほこりをとるだけに
- 2度目の洗米ではお米を傷つけないように「ねこの手」に
- 洗米の後はしっかり水を切る
- お米に水を浸透させる工程を省かない
- 炊飯器が炊けたタイミングで、ごはんをしゃもじでほぐし、余分な水分を蒸発させる
研ぎ方、炊き方をしっかり復習。これだけでも安いお米がおいしく感じられ、かなり違いが感じられます。
お米を調味料や家庭にあるもので美味しい状態に!
ちょっとしたライフハックとして、家にある調味料、家庭にある材料で美味しい状態にしている人もいます。
お米を美味しく炊く①:氷を入れる
「古米が新米みたいに美味しい状態になる」と評判なのは、氷を入れて炊く方法。
お米を美味しい状態にするには、「沸騰するまでの時間は長い方がいい」と言われています。ご飯の甘さを引き立たせるためにも、炊飯器の水が沸騰するまでの時間を長くするには氷を入れるのが大切。
お米を2合炊く時には、水は2合分よりも少し少なめを入れます。氷は2個ほど入れれば大丈夫。浸水をした後、炊飯器の炊飯をする前に氷を入れて炊きます。
お米を美味しく炊く②:油を入れる
お米を美味しく炊く方法として、油を入れることもあります。油を入れるとお米のテリやツヤがよくなります。お米1粒ずつの食感がおいしいと感じられます。
油の量は、お米2合に対して小さじ半分(2.5cc程度)。
油は
- サラダ油
- こめ油
- オリーブ油
家庭にある油で、クセができるだけ少ないものがよく、サラダ油よりもこめ油の方がお米とのなじみがいいと言われます。
お米を美味しく炊く③:みりんを入れる
みりんを少量だけ入れることで、風味が増しておいしくなるお米。みりん風調味料ではなくて、本みりんを入れるのがポイントです。みりんのアルコール分が蒸発すると米のくささを取りさってくれて、糖分がお米の表面に膜をつくりツヤとなります。
みりんの分量は、お米2合につき小さじ1くらいの少量で大丈夫。あまり入れすぎると風味がつきすぎたり、焦げたりすることがあるので注意が必要です。水は2合炊きの時は2合分量でOKです。
お米セレブになりたい!贅沢にお米を味わうコツ
日本人の主食、お米。たまには贅沢をして、お米をおいしく食べたいと思うのなら、奮発しておいしいお米を食べてみるのはどうでしょうか。
お米を美味しく食べる①:精米機を購入して玄米注文
お米にこだわる人は、徹底的に!インターネット通販などで玄米を購入し、精米機を家電量販店で購入。精米機で精米したてのお米はおいしいと言われます。それを家庭で実践!
小型精米機は安いもので約1万円程度。玄米を精米して、お米を炊いてみるとツヤや味の違いに驚く人もいるといいます。インターネット通販でお米を購入することで、自宅まで届けてくれるのでありがたいですよね。
お米を美味しく食べる②:JAで精米したお米を食べる
JAにはコイン精米機があります。コイン精米ができる場所で、お米を買ってコイン精米をして自宅に持ち帰って炊いてみると、ちょっとしたイベントに。家庭用の精米機を購入するのは抵抗があっても、コイン精米の場所を覚えておくことで、精米したてのお米を味わえます。
お米を美味しく食べる③:お米の管理方法にも注意!
お米を美味しく食べるには、お米を買った後の管理方法にも注意が必要です。
お米マイスターによると、お米は野菜室で保存するのがおすすめとか。お米は空気に触れることで酸化がすすんでしまいます。ペットボトルのような容器に入れて空気に触れさせずに冷蔵庫で保管します。
常温で保存するならライスストッカーと呼ばれる密閉できる容器に入れての保存。夏のような暑い時はもちろん、お米のおいしさを感じるには秋や冬だって冷蔵保存をおすすめされているのは意外と知られていない事実です。
まとめ
お米を美味しく食べるには、研ぎ方や炊き方を復習。お米の保存方法だって覚えておくことが大切です。このステップを学ぶだけで、おいしさが全然違ったものに感じられそう……!