20G月額3000円未満プランが楽天モバイル、docomoの『ahamo』、auのPOVO、ソフトバンクLINEが出ました。
©corp.mobile.rakuten.co.jp
乗り換え、プラン変更前に確認する事は『いつも自分がスマホを使うエリアで20G3000円未満プランはスイスイ使い放題か』ということです。
そこで今回は5年間同じiPhoneを使う筆者が、今話題の楽天モバイルだけじゃない主要キャリア回線をiPhoneでチェックする裏技を紹介させて頂きます。
目次
回線確認にはiPhoneの『フィールドモードテスト』を使う
iPhoneには『フィールドモード』という、スマホに接続可能な回線がいくつあるのか検出してくれる機能があります。
各キャリアが通信状況、電波速度を数値化しテストする為に用いるのが本来の目的です。
古い端末の場合は以下の動画の様に『隠しコマンド』を使う方法が確実ですが、比較的新しいiPhoneの場合はホーム画面から回線を確認できます。
各キャリアの回線の出し方は以下の通りになります。
- ホーム画面の『設定』を選択
- 『モバイル通信』を選択
- 『ネットワーク選択』を選択(ここに現在契約しているキャリアが表示される)
- 『自動』をオフにする
- 現在地で通信可能なキャリアが一覧で表示される
3大キャリアは会社名で表示されるのでエリア内である事はすぐ判ります。
その一方でKDDIやソフトバンクの様に、格安スマホ用に複数の回線を持つ会社は数字で表示される事があります。表示される複数の数字の意味はなんでしょうか。
『ネットワーク選択』の謎の数字の意味って?
ネットワーク選択の謎の数字の意味はPublic Land Mobile Network(PLMN)と言われてます。
左側3桁はMoble Country Code(MCC)と呼ばれるもので、 各国の電子番号として割り振られたものです。日本は440と441が割り振られています。
後ろの2桁はMNO(Moble Network Company)でキャリア会社の識別コードになります。
型落ちiPhoneで楽天モバイルの回線確認する方法
筆者の使っているiPhone7plusは使用歴5年になる型落ち寸前モデルですが人気です。
各キャリアの回線がどれだけ検出されるか確認してきました。 ちなみに検出された回線は以下の通りになります。
- NTT ドコモ→ 440 10
- Y!mobile→ 440 00
- 楽天モバイル→440 11
- ソフトバンク→440 20
- KDDI→440 50~53
- 沖縄セルラー→440 54(CDMA 800)
- Wireless city Planning→441 00
- UQ WiMAX→441 11
回線の検出率の高さ、精度も気になる所ですね。
筆者の場合、光回線を引いている自宅から検出するとこれだけの回線が検出されましたが、別の場所に行くと大手三社のものしか検出されませんでした。
何故でしょうか。
条件が悪いと大手三社の回線しか検出されない可能性も
念の為に、都心部の高層ビルの間や、地下鉄のホーム、デパートの中、スターバックス、コンビニ、フィットネスクラブ、幹線道路など、現在でもスマホ回線の混線して条件が悪いと指摘されている様々な場所で回線検出を行いました。
やはり強いのは大手3社の独自回線である事が発覚。ではどの様な目的で20G3000円プランを利用すれば良いのでしょうか。
20G2980円を最適に利用するまとめ
20G2980円を最適に利用するには以下の事に気を付けましょう。
- 混線するとスムーズに使えない事もある
- 動画、LINE、インスタなどあくまでデータ通信用にする
- 乗り換え前に、いつもスマホを使うエリアで使えるか徹底的に確認する
どのキャリアにもメリット、デメリットがありますので、この春スマホの乗り換え、プラン変更を考えておられる方は検討してはいかがでしょうか。