(略寮高速道路で目的のICを、うっかり過ぎてしまった事はありませんか。
パニックになってUターン、逆走、バックは事故の元。
過ぎた分料金がかさむ、勿体ない気持ちは判りますが、
IC次第ではうっかり通り過ぎても加算料金をはらわなくてもいい方法があります。
目次
次のIC『サポート(一般)/ETCレーン』で降りる
高速道路のICを間違えて通り過ぎた場合以下の通りにします。
- 目的のICは通過し次のICをめざす
- 次のICに入るまでにETC車載器からETCカードを抜いておく
- 次のICの『サポート/ETCレーン』もしくは『一般レーン』に移動
- レーンで収集員(係員)に事情を説明
- 目的のICに戻れるように収集員に誘導してもらい目的のICまで戻る
- 目的のICでETCカードから料金を支払う
次のICに差し掛かるまでにETCカードを車載器から抜いていくのは忘れがちになるので覚えておきましょう。
Uターン、逆走、バックは事故の元
Uターン、逆走、バックは事故の元です。自損事故で済めばよいですが、
大半は他の車両も巻き込んだ挙句、相手方が被害を被ります。
特に夏休みは家族連れの車が増えますので、気を付けましょう。
高速料金未払い?現金決済は上限額請求の恐れ!
ETCカードの入れ忘れで料金所を通過したり、車載器のエラー、
料金所の路側表示に気付かず通過した場合は『未払い通過』となってしまいます。
万が一、高速道路料金をうっかり未払いしてしまった場合は、1週間以内に
利用した高速道路のお客様センター宛に以下の事を明記し届けましょう。
- 名前、ご連絡先
- 通行日
- ETCカード番号・有効期限
- 利用した入口料金所、出口通過時刻(料金所は上り又は下り全てを明記)
- 通行した料金所のレーン種別(「ETC専用」「一般ETC混在」「何番目のレーン」など等)
- 車両番号、車種、車名、車両の色
ETCカードには個人情報が入っていますが現金決済の場合は個人情報がないので、届け出る場合は
住所氏名電話番号、利用した高速道路と利用したICと日時のみです。
何故なら上限額を請求する所が多いからです。
令和シングルを過ぎ100人通行者が居れば5人は現金決済の人がいると言われる高速道路。
何故全てETCにしようとしているのでしょうか。
ハイウェイカード偽造問題からはじまったETC
ETCが導入されたのは平成13年(2001年)です。
ETCの導入当時は、車載器が高額だった(取付工事込で5万円)ことや
利用率が1割もなかったので全く普及しませんでした。
当時は磁気式カードの全盛期。交通機関も磁気カードを使用し、
高速道路ではハイウェイカードが使用されていました。
ETCが一気に普及したきっかけは以下の通りです。
- ETCの利用でハイカ(ハイウェイカード)と同じ割引率になる
- ハイカの偽造問題が明らかになった(被害総額250憶)
- 運送業者むけの割引が廃止された
- ETC利用者むけ土日祝上限1000円割引が出た
- 料金所渋滞が緩和された
東京五輪や新型コロナをきっかけに、キャッシュレス決済が一気に広まり、鉄道系の交通機関も磁気カードを廃止したのが後押しとなりました。
首都高は全てETC化、後払いに
首都高は’30年までに全ての高速道路で全ての料金所をETC化すると発表。
’22年春には34の入り口はETC専用にし現金決済不可能となりました。
収集員をおかず、ICを間違って通過してしまった場合はサポートレーンに入り
インターホンごしに元のICに戻るよう誘導するか、料金後払い決済について話すという形を、今後取るそうです。
今後は、万が一目的ICを通過してしまった場合は『後払い決済』になる可能性が高いですね。