’22年7月1日JR西日本が発表した『サイコロ切符』は最大82%割引の大赤字切符。
大阪駅発着で5000円、特急列車使用可能、旅先だけ選べないというだけですが、
西日本主要観光地に行けるというメリットがあり発売前から問い合わせが殺到していました。
目次
サイコロ切符って何?
サイコロ切符はJR西日本が発売する期間限定『旅ガチャ』切符です。
- 価格は5000円(エントリー代1回4500円、切符代500円の場合)
- 大阪市内発着の往復切符
- 第一弾目的地は白浜、餘部、東舞鶴、倉敷、芦原温泉、尾道と、「レア駅」の博多の計7か所
- JRおでかけネットが提供する『WESTER』ダウンロード必須
- 第一弾利用期間は7月29日から10月29日(発売は9月中旬)まで
- 新幹線や特急列車利用可能
- 有効期間3日間
- ご利用開始日の1か月前から当日まで発売
- 倉敷と城崎温泉は途中下車可能
餘部、東舞鶴が行先でも割引率は5割になりますし、
博多なら割引率は82%になるというお得度と、6人までエントリーできることから
早くに注目されていました。
ではサイコロ切符、詳しいエントリー及び支払い方法は
どのようなものでしょうか。
サイコロ切符のエントリー、支払い方法は?
サイコロ切符のエントリー、支払い方法は以下の通りです。
エントリー後、行先が決まり切符が購入できるようになると、
WESTER会員サポートトップに表示されるようになります。
サイコロ切符の決済はクレカのみ
サイコロ切符の決済はクレジットカードのみです。
アプリに登録したクレジットカードで購入し、
利用日、乗車列車を指定してください。
サイコロ切符は誰でも利用可能・ターゲットはZ世代
JRからは既に『青春18きっぷ』どこでもきっぷなど、割引きっぷが発売されています。
青春18きっぷは年齢を問わず利用され定着し、割引きっぷは利用日や時間が既に
決まっている方から支持されています。
今回あえて赤字とわかっていながら『旅ガチャ』商品である『サイコロ切符』をだしたのは、
JR東日本やピーチアビエーションの存在もあったからでしょう。
JR西日本はサイコロ切符を売り出す際、ターゲットをZ世代に絞り、
以下の要素を盛り込んだと言います。
- 大阪から200km前後
- 特急列車に乗っていく所
- 西日本の観光地
- 1か所は超お得な所を入れる
- Z世代に馴染みがなさそうな所もいれる
サンダーバード、くろしお、はまかぜなどの特急に乗ってもらうには
いい機会といえるのではないでしょうか。
エントリー代が4500円って?
ひとつ気になるのがサイコロ切符のエントリー代です。
エントリーは1人につき2回までとなっていますが、エントリー料は4500円。
旅先によってはボったくりにならないかという意見もちらほらあります。
しかし今まで発行されてきた割引切符の額面を考えると、
あながちそうとも思えません。
第三弾は発売10日で予約打ち切りの好評ぶり
好評につきサイコロ切符は第一弾(’22年7月末~10月末限定)第二弾、第三弾がでました。
第二弾は広島発で目的地が4か所(松江、姫路、福井(加賀温泉)、博多)。第三弾は大阪発で4か所(加賀温泉(福井)、米子、湯田温泉(新山口)、博多)です。
第三弾は、’23年1月10日から予約スタートになりましたがリピーターの予約が殺到し、当初2月中旬までの受付だった所、急遽1月27日締切の事態に。加賀温泉行ではサンダーバードに乗車できる上、湯田温泉行では、ガラポンでカニが当たるチャンスとなれば、オトクな旅行ではないでしょうか。