一年前にお祭りの時に道で拾った扇子。使おうと思ったものの柄が好みでなく出番がありません。今回張り替えることにします。

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目次

扇子の張りかえの際に必要なもの

扇子の張りかえの際に必要なものは以下の通りです。

  • 張りかえ用の扇子(100均一でOK)
  • 張りかえに使う布(薄くて丈夫な布)
  • 接着剤
  • マスキングテープ
  • 水で落ちるチャコペン
  • アイロン、はさみ、キーピングなど

扇子作りに向いているのは薄い布です。マスク作りで余った布を使うのであればリバティなど薄い布がお勧めです。今回シーチングを使ってしまいましたが、シーチングは分厚く折りたたみにくいので、薄い生地を使いましょう。

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扇子は構造をよく確認しながら外す

元の扇子から布や紙を外す時に、構造をよく確認し、構造を写真に撮っておきます。

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元の扇子についていた布をいっぱいに広げ、張り替え用の布に待ち針で止め、一回り大きくかたどります。その後、新しく切り取った布は、元の布の折り目を参照にアイロンをかけて蛇腹折りにしていきます。

扇子の張り替えには木工用ボンドが最適

扇子を張り替える際、初心者は以下のような強力な接着剤はお勧めできません。普通の木工用接着剤がお勧めです。張り替える際、骨組に布をくっつける時に、木工用の接着剤の方が、後で修正が効きやすいのです。

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木工用ボンドで、いきなり張り替えをするのが不安という方は、マスキングテープで布と骨組を固定した後に、ボンドを使用するのをお勧めします。

扇子は分厚い布で張り替えると畳めなくなる

こちらが張り替えた扇子です。細かいことをきにしなければいい所ではないでしょうか。

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ビジュアルも美しく、マスク用に使っていた布のリサイクルにもなりました。唯一の難点といえば、生地がぶ厚すぎて扇子をきちんとたためないことです。自分で使う分には問題ないので、これでよしとします。

いかがでしたでしょうか。

扇子は年月が経つにつれ布の部分は綻びてきます。骨組は丈夫なので、今回の様に身近にあるもので張り替えれば末永く使えますね。