乾燥野菜、干し野菜は栄養価が高く保存に向いています。災害級の暑さが10月上旬まで続くと言われる近年、暑さと天気を利用して干し野菜を作ってみませんか。
このページでは、ダイソーの300円ザルを使い、干すのに向いている野菜はどんなものか、通年干せる野菜、夏場だけ干せる野菜、保存日数、干す日数など具体的に解説していきます。
目次
干し野菜に向いてる野菜
干すのに向いている野菜は以下の通りです。
- しいたけ
- しめじ、まいたけ
- 人参(千切りにしたもの)
- ゴボウ(さきがけにしたもの)
- 玉ねぎ
しいたけ、しめじ、まいたけ、人参の2つは晩秋から冬を除いて、通年作れる乾燥野菜です。
反対に水気が多いプチトマト、ナスなど夏の野菜は、炎天下が3日ぐらい続く日を選び、夜半になっても室外機の熱風に晒すぐらいで、ちょうどよく乾きます。
干し野菜を作る時にきをつけること
では実際に干し野菜を作ってみましょう。
用意するのは、ダイソー300円の竹かご(直径30cm)2枚、干す野菜です。干す野菜は早く乾燥させるためのコツがあり、以下のことに気を付けましょう。
- 干すのは午前中~午後3時まで(夏なら室外機の横に置いてもOK)
- 虫が寄り付かないように野菜の上から蚊帳などのカバーをかぶせるのがお勧め
- しいたけなど、乾きやすく保存の効きやすいキノコ類からチャレンジする
- 固い根野菜はさきがけにして均等に並べて干す
- ゴボウ、玉ねぎなどアクの強い野菜は水に晒して、水を切ってから干す
干す日数は夏の猛暑日では朝9時に気温が30度を超えるので、朝8時前にはザルの上に野菜を並べておくのがお勧めです。
干し野菜はそのままでも食べられる?
乾燥野菜、干し野菜を作る日数の目安は、季節や食材によって異なります。こちらの画像は、7月下旬災害級の暑さ(最高気温体温越え)と呼ばれる暑さの中干しているものです。
人参は2日目、しいたけとゴボウは一日目です。しいたけは一日で乾きましたが、ゴボウは、完全に乾くまでにもう一日かかりました。
数日後に調理に使う、おつまみに食べるには、セミドライでも構いません。保存するには、もう一日乾かすことをお勧めします。
しいたけは市販の干ししいたけの旨みには劣りますが、ゴボウ共々、味噌汁や豚汁に入れると格段に旨みがアップします。
人参2本が、たったこれだけに!
乾燥させた人参2本は、たったこれだけになります。小鉢1つ分なので驚きです。
水溶性の栄養は飛んでしまいますが、炒めると引き出される栄養素は乾燥させることで凝縮されるので、乾燥野菜、干し野菜つくりはお勧めです。
いかがでしたでしょうか。スーパーの野菜売り場や野菜の無人販売所で、沢山野菜があるけれど、余った野菜をどうすればいいか判らないという人は多いと思います。そんな方に便利な保存食として乾燥野菜はいかがでしょうか。