冷蔵庫の寿命は意外と短く15年もありません。冷蔵庫の買い替え時は購入から何年でしょうか。今回は15年ぶりに冷蔵庫を買い替えた筆者の体験談、過去の失敗談を以下の点に的を絞りお伝えします。
- 冷蔵庫の平均買い替え時期
- これは寿命だと判る冷蔵庫の目安
- 冷蔵庫買う時期、場所、お得に買う方法、
- 新しい冷蔵庫が来る前の準備など
冷蔵庫をはじめとする白物家電の買い替えは、お早目にしましょう。
目次
冷蔵庫の耐用年数は6年
冷蔵庫の耐用年数は6年です。これは国税庁が定めた数字で、あくまで使用の目安です。冷蔵庫の平均寿命は8~15年。20年以上使用している方は稀です。
昔の冷蔵庫が長持ちしたのは、機能が単純で掃除がしやすいのもありました。冷蔵庫に沢山詰め込んだり、扉の開閉が不必要に多いほど寿命も縮まります。
では『これは冷蔵庫の寿命だ』『買い替え秒読みだ』と判る冷蔵庫買い替え時期は、どこで区別をすればいいのでしょうか。
冷蔵庫買い替えの目安
冷蔵庫買い替えの目安は音と冷えです。新品の冷蔵庫は音がしませんが、冷却ファンが古くなった冷蔵庫は冷える時に音がします。
冷えが弱くなった現象は項目でチェックできます。
- 異音(大きな音)がする
- 野菜室に入れた野菜が生ぬるい
- アイスなど冷凍庫のものが溶けてくる
- 氷が作れなくなる
特に氷が作れなくなったら、冷蔵庫買い替え秒読みといっても過言ではありません。私も前の前の冷蔵庫は20年使っていましたが、使用20年目の年末に突然壊れました。冬だったのが不幸中の幸いでした。
後から、思い出したのが、壊れる直前、いつも冷凍していたパンが溶けかかっていたことです。冷凍しているものが溶けることはまずありません。季節を問わず、氷を作ることが、冷蔵庫の冷却機能を確かめるひとつの方法です。
冷蔵庫がお買い得な3つのシーズン
冷蔵庫に限らず白物家電がお買い得に購入できるシーズンは以下の3シーズンです。
- 決算セール(1~3月末、7月末~9月末)
- モデルチェンジ前(9月末)
- ボーナス前(6月、12月)
新機種をお値引き価格で狙うなら、ブラックフライデー(11月第3週)を狙うのもいいでしょう。この他にも冷蔵庫の買い替え時は、家族構成が変わるということも関係しています。
冷蔵庫はどこで買う?買い替え時に注意するのはサイズ
冷蔵庫を買う前に、一番気を付けないといけないのは、サイズです。折角購入しても納品日に『家に入らなかった』では話になりません。
一番安心なのは、今使っている冷蔵庫のサイズと同じものを購入することです。家電量販店やメーカーの展示場では様々なサイズの冷蔵庫が並んでいて、自分の家の冷蔵庫がどのサイズだったのか、どんな風に扉が開けば使いやすいかさえ忘れてしまいます。
その為、家の冷蔵庫のカタログを持っていくだけでなく、外観や中身の写真をあらかじめスマホで撮影し、使い勝手の良いものを選びましょう。
冷蔵庫買い替え前の準備
欲しい冷蔵庫が納品されてきたら、まず冷蔵庫の中身を取り出しましょう。保冷バックと保冷剤を複数用意しておくと便利です。冷蔵庫納品前に食材を減らしておくのもコツです。
製氷皿の氷、水は全て捨てておきましょう。古い冷蔵庫の処分は、納品にきて頂いた家電量販店の方に手数料を払い、引き取って貰います。これで当日入替が可能です。
冷蔵庫の電気代は家の電気代の2割
冷蔵庫の電気代は家の電気代の2割と言われています。
クーラーやヒーターをつけていない時期に電気代が高いと感じるのであれば、経年劣化した冷蔵庫にも一因はあるかもしれません。年々冷蔵庫は省エネ志向になっていて10年前に比べ4割も節電しています。
この様に、家電量販店では年間消費電力を表にしている所もあります。いくら冷蔵庫が省エネになったとしても電気代が高くなる原因は以下の通りです。
- 食材を詰め込みすぎる
- 扉の開閉が多い
- 熱い食材をそのまま冷蔵庫に入れる
この様な使い方をすると、冷蔵庫内の冷却ファンが常に回り続け、機械としての寿命が早くきてしまうのです。冷蔵庫に限らず家電は丁寧に扱うと、耐用年数を超えて長持ちすることは忘れないようにしましょう。